高知県民のイメージNo.1は「豪快」! だけど県民はそう思っていない?「大雑把」「いい加減」

「高知って●●な県だ」という印象を、県外出身者、県内出身者それぞれにアンケート。高知県民は、自分たちを「地味」、「内気」など控えめにとらえる傾向があるようだけれど、県外の人にきいてみると、高知の人は「豪快」「女性が元気」など、割と威勢のいい印象がつよいようだ。

「高知って●●な県だ」という印象を、県外出身者、県内出身者それぞれにアンケート。高知県民は、自分たちを「地味」、「内気」など控えめにとらえる傾向があるようだけれど、県外の人にきいてみると、高知の人は「豪快」「女性が元気」など、割と威勢のいい印象がつよいみたい。やっぱりあたたかい気候で、お酒をたくさん飲むというイメージが強いから?

 

【県外の人に聞いてみた:高知ってどんな県?】

 ■豪快、一本気、男らしい、女性が元気

高知県には、頑固者、気骨がある男性を指す「いごっそう」、そして元気で男勝りな女性を指す「はちきん」という方言があるほど。県外の人にとってもそういったイメージは知られており、「豪快そう」(男性/コンピュータ関連以外の技術職/59歳)、「豪傑」(女性/公務員/46歳)、「一本気」(男性/公務員/63歳)、「荒々しい」(男性/その他/58歳)、「漢らしい」(女性/主婦/37歳)、「女性が元気」(男性/その他/68歳)といった回答が寄せられた。

 

■酒豪

酒蔵が多く、地酒の名所でも知られる高知県。呑んべぇは確かに多く、“盃を手にすると、飲み干す度にどんどん注がれ、テーブルに置く隙がない”という都市伝説(?)もあるほどだ。それゆえ、「酒飲み」(男性/その他/71歳)、「酒豪が多い」(女性/主婦/33歳)など、高知県出身者は酒好きであるばかりでなく、酒に「強い」というイメージを持っている人は多い。

 

■カツオ

平成26~28年平均の「家計調査」ランキング(総務省)によれば、高知県の一世帯あたりのカツオの年間購入量は約4.2キロで全国トップ。ご当地ゆるキャラとしても「カツオ人間」や「カツオにゃんこ」が活躍し、県外の人にとっても「カツオ」(女性/主婦/32歳)というイメージは絶大。カツオ以外にも「魚がおいしい」(男性/その他/55歳)など、高知県が“魚”県であるという認知度は高めだ。

 

■あたたかい

高知県の気候については、「温暖」(男性/研究・開発/34歳)、「南国情緒あふれる」(男性/その他/69歳)といった回答が寄せられた。総務省統計局「統計でみる都道府県のすがた2017」によれば、2015年の高知県の年間平均気温は17.5度。沖縄県、鹿児島県、宮崎県に続いて全国4位と確かにあたたかい。また年間日照時間は2,098時間で全国9位。ただし降水量も多く、年間2,967mmと3位。その一方で年間快晴日数も50日と3位と多いことから、雨は“降るときには激しく降る”という気候であることがわかる。

 

■海、自然が豊か、のどか、田舎

高知県は「太平洋」(男性/その他/72歳)、「海の街っていうイメージ」(男性/コンピュータ関連以外の技術職/33歳)という回答にあるように“海”というイメージがあるが、前出「統計でみる都道府県のすがた2017」を参照すると、高知県の県総面積に締める森林の割合は83.3%と全国1位。四万十川、吉野川などといった河川も有名で、「自然が豊かな県だ」(女性/コンピュータ関連以外の技術職/34歳)、「のどか」(男性/その他/42歳)と答えた人もいた。「田舎」(女性/主婦/37歳)、「辺鄙」(男性/コンピュータ関連以外の技術職/56歳)という回答もあったが、ものは言いよう!?

 

■坂本龍馬

歴史で習うだけでなく、小説にドラマに、さまざまに取り上げられることの多い坂本龍馬。高知県が「坂本龍馬の故郷」(男性/コンピュータ関連以外の技術職/53歳)とは、よく知られている。

 

■食べ物が美味しい

カツオや海の幸はもとより、高知県はナス、ピーマン、みょうが、ゆずなどといった野菜や、ポンカンなど果物の栽培も盛ん。豊かな自然というイメージとともに、「食べ物が美味しい」(男性/その他/40歳)というイメージもあるようだ。

 

 

■よさこい祭り

高知県高知市のお祭り「よさこい祭り」(女性/総務・人事・事務/36歳)は、その熱狂ぶりがマスコミにもたびたび取り上げられることから、県外で知っている人も多い。もともとは昭和29年8月、不況を吹き飛ばし、市民の健康と繁栄を祈願し、併せて夏枯れの商店街振興を促すため高知商工会議所が中心となり発足し、阿波踊り(徳島県徳島市)、新居浜太鼓祭り(愛媛県新居浜市)と並ぶ四国三大祭りの一つ。

毎年8月9日(前夜祭)、10日・11日(本番2日)、12日(後夜祭・全国大会)の4日間、高知市内9カ 所の競演場・7ヶ所の演舞場で約200チーム、約18,000人の鳴子を持った踊り子が、華やかな飾り付けをした地方車とともに市内を乱舞するカーニバルだ。

 

【では、高知県出身者の、“高知県のイメージ”は?】

■あたたかい、田舎、自然

「あたたかい」(男性/その他/44歳)、「海・山・川のある県」(女性/主婦/53歳)、「自然がいっぱい」(男性/研究・開発/41歳)など、あたたかく、自然の多さを挙げる声もあるが、それ以上に多かったのは「なんもない」(女性/その他/42歳)、「さびれた」(男性/公務員/29歳)、「へんぴ」(男性/公務員/36歳)など、その“田舎”っぷりを指摘する声だった。

 

■地味

自然が多くのどかな高知県だが、住んでいる(いた)人からしてみれば、「マイナーすぎ」(男性/広報・宣伝/37歳)、「めだたない」(女性/総務・人事・事務/56歳)、「存在感薄い」(女性/学生・フリーター/21歳)など、「地味」であるとも言えそう。

 

 

■人がおおらか

あたたかい気候と豊かな自然のなかで、人がおおらかだという声は多かった。「のんびりしている」(男性/総務・人事・事務/29歳)、「フレンドリー」(女性/主婦/59歳)、人が穏やか」(男性/その他/37歳)など。

 

その他飲食物については県外出身者のイメージとほぼ一致しており、「酒呑みが多い」(男性/その他/51歳)、「料理がおいしい県だ」(男性/会社経営・役員/63歳)。まとめてみると、自然や気候、食べ物に対するイメージはほぼ一致する。ただし、人について「豪快」かどうかについては見方が異なり、高知県出身者からは「豪快」という言葉は聞かれずじまい。むしろ「内気な人がおおい」(男性/研究・開発/33歳)という声もあるほどで、むしろ目立ったのは「大雑把」「いい加減」「怠け者」という回答。“豪快”が“大雑把”ということなのかどうかは、意見が分かれそうだ。

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