高知は早くも新米の季節到来!新品種「よさ恋美人」を食べてみた

稲刈りは秋の風物詩かと思いきや、高知では早くも新米の季節を迎えている。
今年から市場に登場した新品種「よさ恋美人」とは…?

今年の猛暑も少し落ち着いてきた感はあるものの、まだまだ残暑厳しい8月。

日本の多くの地域ではまだ上の写真のような青々とした田園風景が広がっている地域が多いと思うが、早場米の産地として知られる高知県の平野部では既に7月中旬頃には稲刈りが始まり、県内は一足早く新米の季節を迎えている。

山間部はまだまだこれからだが、平野部はお盆を過ぎれば稲刈りも終盤。

そんな高知のお米事情を、以前「高知家の家族紹介」に登場いただいた高知県出身で大阪・堺市でお米屋さんを営む「トラとウサギの茶飯事(ちゃめしごと)」の城直子さんに聞いてみた。城さんはご夫婦で「五つ星お米マイスター」の資格をお持ちのまさに「お米のプロフェッショナル」なのだ。

城さんご夫婦(右が直子さん)

以前の記事はこちら⇒ 大阪で発見!素敵なご夫婦が営む、まるで「高知のアンテナショップ」なお店

 

五つ星お米マイスターに聞く

記者:高知の稲刈りってすごく早いですけど、どんな種類のお米があるんですか?

直子さん:一番早いのは「南国そだち」で7月下旬頃に出回り始めます。次に今年から市場に出回り始めた「よさ恋美人」の時期になって、これも7月の終わり頃からです。そして8月の初旬頃から「コシヒカリ」が出て、山間部の「ひのひかり」「にこまる」が10~11月にかけて出回ります。あと、高知県特産の香り米 「十和錦」「ヒエリ」は10月ごろですね。

記者:いろんな種類が次々と出てくる感じですね。それぞれの味の特徴はどんな感じですか?

直子さん:早場米の「南国そだち」や「よさ恋美人」は艶と香りの良いあっさり目のお米です。「よさ恋美人」はもっちりした食感も楽しめておいしいですね。一方「コシヒカリ」は甘みや粘りがあって味も濃いめです。「ひのひかり」は粘りが少なめで粒もしっかり目ですね。同じ品種でも産地によって味が違ってくるので面白いですよ。

記者:なるほど。同じ品種、同じ高知産でも味が違うんですね。新米が出回る今の時期ならではのお米の楽しみ方って何かありますか?

直子さん:そうですねー、新米は“つや”と“香り”を楽しんでいただきたいですね。

記者:ちなみにですが、ご紹介いただいたお米それぞれに合う“ごはんのお供”ってあるんですか?例えばあっさり目のお米にはこれ!とか…?

直子さん:あっさり目のお米には濃いめのおかずがいいのかもしれませんが…、ウチのお店でも大人気の上町池澤本店さんの「土佐の赤かつお」もおススメですけど、うーん…、もうそれは個人的な好みで選んでもらってOKです!(笑)

な、なるほど。ご飯はそれぞれの好きなおかず、ごはんのお供で美味しくいただくのが何より一番!ということだ。

 

新品種「よさ恋美人」を食べてみた

先ほど紹介した「よさ恋美人」。実は高知県が平成15年から開発を進めていた新品種で、14年かけ研究を重ねてようやく今年から市場に流通し始めた高知のお米界期待のホープなのである。

共通のパッケージデザイン

「よさ恋美人」は高温に強い品種「ふさおとめ」と食味の良い品種「コシヒカリ」を掛け合わせた品種だそうで、7月中に収穫でき、高温下でも品質が良く、コシヒカリと同等以上のおいしさで、収量も多いといいことずくめのお米なのだ!

そんな「よさ恋美人」の新米、県内のスーパーなどで見かけるようになったので、早速記者も購入して食べてみることに。

炊き上がりは白くて艶やか。新米ならではの香りもいい感じ。
城さんのお話のとおりあっさり目ではあるものの、ほどよい甘みも感じられておいしい!

それもそのはず。実際、県が実施した食べ比べアンケートでも下のような結果が出たそうだ。

高知県環境農業推進課提供

高知県期待の「よさ恋美人」。“つや”と“香り”が楽しめる新米の時期にぜひ召し上がってほしい。

 

 

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