COACHではなく「こうち」の財布!?いま話題沸騰中の高知ブランドが目指すものとは

よさこい祭りをきっかけに各メディアで取り上げられ、全国的に話題となっている「高知の財布」。その仕掛け人に高知ブランドに込められた想いと今後の展望を聞いてみた。

一瞬、ヨーロッパの高級ブランドかと思いきや、よくよく見ると「高知」の文字が…!?

「COACHや思ったら高知やった」

今年、よさこい祭りで高知にやって来た人気お笑いコンビNON STYLEの石田さんのツイートが全国的に話題となった。ネットニュースなどで見かけた読者も多いのではないだろうか。

高知家の〇〇取材班は、この「高知の財布」を制作している中島さんを訪ねた。

 

インタラクティブアーティスト!?


高知ブランド代表・中島匠一(左)さんと弟の中島海斗さん

高知ブランドの生みの親は、高知を拠点にアーティストとして活動する高知ブランドの代表・中島匠一さん(写真左)。高知工科大学に通う、弟の中島海斗さんと一緒に高知ブランドを世に広めるべく日々奔走している。

中島匠一さんの肩書はインタラクティブアーティスト。

インタラクティブアートとは、「観客を何らかの方法で参加させる芸術の一形態」のこと。

銭湯の湯気を利用した照明効果で、まるでライブハウスのような幻想的な空間を作り出す”体験型”のアート作品など、高知ブランド以外にも様々な創作活動を行ってインスタグラムなどで発信している。

転勤族の父親に連れられ小学校から高校まで高知県で過ごした中島さん。当時は学校に馴染めず、フリースクールに通っていたそうだ。フリースクールで出会った先生の後押しもあり、その後、大阪芸術大学に進学。そこで現代アートを学んだ。

「昔から人と違うことをしたい、という想いが強かったですね。ナンバーワンではなく、オンリーワン。その想いを肯定してくれるアートという世界が自分にとってしっくりきた。」という。

高知のブランドを立ち上げたいと一念発起したのは昨年2017年のこと。

高知ブランドもインタラクティブアーティストとしての活動の一つだ。

「高知ブランドの商品を作ることが目的ではないんです。この「高知の財布」を面白いと思ってくれる人がいて、その延長線上に高知に興味を持ってくれる、高知に遊びに来た時だけでも「高知の財布」を使ってくれる、そうやってこのブランドを通して人の気持ちや行動に影響を与えていく。それこそが自分にとってのアートです。」

 

高知家の縁

ブランドを立ち上げても順風満帆とはいかなかったそう。今では中国の工場で生産している「高知の財布」だが、当初はすべての財布をハンドメイドで仕上げ、大阪のいろんなイベントに顔を出しては自力で売り歩いていたそうだ。

そして今年のよさこいで転機が訪れた。先述のNON STYLE 石田さんのツイートだ。


「ブランド「高知」は高知県をイメージしたブランドであり、その他の企業、団体とは一切関係ありません」とのこと

高知家の縁はすごいです。」と笑う中島さん。

高知県のとある道の駅で販売をしたことをきっかけに、いろんな縁が回りまわって、よさこい祭り当日に高知大丸の一角で販売することができるようになる。そして、一人では大変だろうからと販売を手伝ってくれたフリースクール時代の友人のアドバイスで石田さんに財布を渡したことがあのツイートに繋がった。

それ以来、全国放送のテレビなどで取り上げられ、高知ブランドの財布は北海道から沖縄まで全国各地から注文が殺到し完売状態。


フランク三浦とのコラボ時計(非売品)

全国的に知名度が上がり、高級時計「フランク・ミュラー」のパロディー商品を販売する「フランク三浦」から激励(?)の意味を込めたのか、こんなコラボ商品が送られてきたことも。また、iphoneユーザーに人気の高いケース「Palmo」とのコラボ商品が近々発売される予定だったりと、その反響の大きさがわかる。


Palmoとのコラボ商品も近日発売予定

 

将来の目標は…?

最後に、中島匠一さんにこれからの目標を聞いてみた。

「もっと高知に関わる活動をしていきたいです。例えば、山間部では鳥獣害として問題となり、捕獲されても捨てられることの多い鹿の皮を使った財布を作ってみたいですね。あと、アーティストとしては、高知のどこかで高知ブランドのファッションショーをしてみたい。はりまや橋でファッションショーとか、最高ですね。」

終始、誠実で穏やかな表情の中にみなぎる自信。勢いに乗る二人の活躍に、これからも目が離せない!

 

高知ブランド公式オンラインショップ

https://kochi.fashionstore.jp/

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