1日360本の玉子焼きをお店で手づくり!須崎市の大人気店の魅力とは

高知県民なら知らない人はいないほど大人気。人気すぎてイオンにまで出店してしまった須崎市にある商店。
高知県の西側に住む人は「高知市に行く時は絶対行く」、東側に住む人は「西に行く時は絶対行く」と言われているという大人気店の魅力に迫る。

「おなかが おなかが すいたよ~♪」で始まるテーマ曲でおなじみ。須崎市にある高知県では超有名な商店。

見た感じは完全に「昔ながらのコンビニ」といった感じだが、次から次へとお客さんが入っていく。でも外観からは、なぜ人気があるのかまったくわからない…。

 

■入店してみると…

人気の理由を探るため取材の許可をいただき店内へ入ってみると……………!! 中もやっぱりコンビニである。

お弁当の種類はいくつかあるものの、ほとんどが「おむすびと玉子焼き」のセット。どうやらコレが一番人気らしい。

「多いときは1日360本ぐらい売れるんですよ」と話しかけてくれたのは、玉子焼きを焼いて17年という竹崎さん。

「えっ、360本ってこの店だけで!?」と驚きつつ竹崎さんを見てみると、高速で玉子焼きをガンガン焼いているではないかッ…!

目にもとまらぬ速さで玉子焼きを焼く姿は、幕末の偉人・武市半平太のボディーガードとして知られる「人斬り以蔵」こと岡田以蔵の剣さばきをイメージさせる。

重箱にキッチリと詰められた玉子焼きは、プルプルで非常に美味しそう。あれだけのスピードで焼いているのにムラが一切ないのはさすがである。

 

■試食させてもらったところ…

「ちょっと食べてみますか?」と心優しいお誘いをいただいたので、お言葉に甘えていただくことに。

さっそくひと口食べてみると「ン、ンマーイ!」出汁の風味もしっかり感じられる甘さ控えめの玉子焼きは、ご飯のおかずに最高の味だ。

「ご飯に合うおかずになるよう先代が考えたんですよ。おにぎりにもマッチしますので、食べてみますか?」と、また優しすぎる竹崎さん。

「モチロンいただきますよ!」と返事し作ってもらったホカホカのおむすびは、一般的にコンビニで売られているものと違い味付け海苔を使用したタイプ。

高知県ではおなじみのご飯の友『じゃこ味噌』が具になった少し甘めなおむすびと『天むす』、玉子焼きを一緒に食べると「この店がなぜ大人気なのか」がすぐに分かった。

玉子焼きとおむすびのコンビの相性が良いのは言うまでもなく、さらにその相性を伸ばすような味付けなのでさらに美味しく感じるのだ。

 

■なぜ「この店の玉子焼きはおにぎりに合う」のか?

関東風の玉子焼きのように甘くなく、関西のように出汁タップリでフワフワでもない。玉子の食感がしっかりと感じられる焼き方なので、モッチリとしたおにぎりに合うのだろう。

関東でも関西でもない、まさに「高知風の玉子焼き」と言っていいかもしれない。

さらにこの大人気店のおにぎりは海苔に味付け海苔を使用しているため、甘さ控えめに仕上げられた味付けもおにぎりに合う要素のひとつとして感じられた。

 

■人気の秘密とは

このコンビはその気になればいくらでも食べられそうで、毎日食べても飽きの来ない最強の組み合わせを持っているからこそ、この人気を何十年も維持できているのである。

現在はイオンモール高知にも出店している、きっと今後も高知県民に愛されるお店として、発展していくのだろう。その他にも店頭にあるおでんも一年中売れるほど人気なのだそうだ。

本店のある須崎市は高知市からのアクセスも比較的良く、名物として『鍋焼きラーメン』などもある隠れたグルメシティ。高知旅行へ行ったときにぜひ寄って欲しい場所だ。

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