冬こそおすすめ!?海辺のガラス工房で体験するマイグラスづくり

「砂浜美術館」の開催地として有名な入野海岸のある高知県黒潮町。
絵画のような絶景スポット近くのガラス工房でグラスづくり体験にスーパーバンド。が挑戦だ!


空は快晴!澄んだ空気と青い海!


スーパーバンド。のゴッチとドラがやって来たのは、黒潮町の入野海岸。
視界に広がるのはまるで絵画のような砂浜のオーシャンビュー。

「砂浜美術館」として、全国的にも有名なこの浜。
その美しい景色そのものがまるでひとつの芸術作品のようだ。


今回スーパーバンド。のふたりは入野海岸の近くにあるというガラス工房でグラスづくり体験をするようだ。


それにしても、「寒い今だからオススメ」とはどういうことだろうか。


工房の名は「海辺のガラス工房 kiroroan」。
砂浜美術館から西に少し離れた場所にあり、トタンの外装に「kiroroan」と工房の名前が書かれているので、それを目印に探してみる。


「kiroroan」は「楽しい・うれしい」という意味のアイヌ語。
工房主の植木師匠がガラスづくりの修行を積んでいたのが北海道だということもあり、原点の地を意識してつけられたそうだ。


さぁ、ドラとゴッチの着替えも完了し、いつでもグラスづくりができる準備が整ったぞ!


工房内は高温の炎が燃える窯があるため、冬のこの日でも室温は29℃!
室内は暖か…いや、少し暑いくらいだ。

なるほど、「寒い冬の時期だからこそおすすめ」。
ゴッチがそう言っていた理由がわかった気がする。
ガラス工芸で大切なことは、作る前に具体的なイメージをかたちにする想像力。
熱が冷めないうちに仕上げなければならないため、制作中にゆっくり考えるような時間はほぼないのだ。


そのため、作る前に何十種類もあるサンプルから自分の作りたいグラスの形と色をあらかじめ選んでおく必要がある。

イメージも決まり、腕抜きも装着したところでいよいよ制作スタート!


まずは炉の中で高温に熱せられたガラスを金属の竿で巻き取る。


次に色付け。色の付いたガラスチップを竿先の赤く熱せられたガラスにまんべんなく付着させていく。

 

ここからが時間との戦い。果たしてうまく形をつくれるか…


さぁ、ここからさらに緊張感の高まる作業が待っているぞ。


吹き矢のように竿先からガラスへと息を送り込み、その空気で竿先のガラスを膨らませながら竿を回転させる成型作業。


冷えてきたら炉で熱し、また息を吹き込みながら熱せられたガラスを再度膨らませるという作業を繰り返していく。

さらに作業は次のステップへ。
「右手の手袋だけ外して~」
植木師匠がそう言って手を差し出した瞬間…。


ハイタッチしようとするゴッチ!

違う、違うぞゴッチ!
番組的には面白いが、制作の序盤も序盤でハイタッチするにはまだ早いぞ!


植木師匠がしたかったのが紙リン(新聞紙)を使い上玉といわれる形に成形する作業。
くるくるとガラスを回しながら均一に形を整えていくのだが、難しそうだ。


どうやらゴッチは三角形の口のグラスを作りたいようで、ここからガラスを金属製の天板に押し当てて三辺を作り出していく。


ゴッチの制作がひと通り終了し、次はドラの番だ。


作業工程をひと通り見ているため、スムーズに作業は進む…かと思われたが、なかなかどうして。


植木師匠による調整が入り、最終的にはグラスから器に方向性も変わってしまった。
匠への道は険しいのだ。


それにしても、植木師匠。
「自分でやったふりして、最後終わろう」とゴッチにコメント。
テレビ慣れしている!


グラスを作り終えて、作業体験を振り返るスーパーバンド。のふたり。
やはり、一度作り始めると止まって考えることができないので、その緊張感が新鮮だったようだ。


スーパーバンド。のふたりがつくった作品は、一旦徐冷炉で数日間冷まされ後日それぞれの自宅に送られるとのこと。


グラスづくりの難しさを体感したところで、植木師匠の作品を拝見することに!


工房の2階にある展示室に移動するふたり。
扉を開けた瞬間、作品の多様さとその美しさに目を奪われることに…!


先程の作業工程を見ていてもどうやって作ったのか、皆目見当のつかない複雑さと凛とした美しさを放つこのオブジェ。


ガラスに含まれる気泡の躍動感にも世界観があらわれており、つい引き込まれそうになる。


こちらの作品は、ガラスでつくられたお内裏様とお雛様だろうか。


この工房を訪れた際には植木師匠のまるで生きているかのような生命力を感じる作品をじっくりご覧頂きたい。


ちなみに、ここに展示されている作品はすべて購入することができるらしい。
量産されていないひとつひとつ表情の違う作品のため、作品との出逢いは一期一会。
その出逢いに運命を感じることもあるかもしれない。

 

一生懸命集中して作る姿が個性ある器を生み出す

初めての体験ではなかなかうまくできない方も多いようだが、体験に来られた方に対して植木師匠はこんなことを感じているという。


「ぐちゃぐちゃになってしまったとか、うまくできなかったとかおっしゃる方もいるんですけど、一生懸命集中して作った作品は生き生きとしていてすごくいい形をしているんです。その作品を見ると、気持ちが良いんですよね。」

確かに、体験に来られる方たちの作品は熟練されたものではないかも知れないが、何もわからないからこそ狙いのない自然体で生き生きとした作品になるのかもしれない。


しかしながら、植木師匠の作品はどれもそれぞれに個性豊かでつい目を奪われてしまう。


スーパーバンド。のふたりも入野海岸の夕景を眺めながら
「体験してみると、植木師匠の凄さをまざまざと感じるよね」
「こういう自然いっぱいの場所で作るき、余計に素敵なものができるのかもしれんね」


そう植木師匠と彼の作品への思いを語らいながら、入野の浜を後に。
何より、自分のつくった作品が届くのが楽しみでならないスーパーバンド。のふたりであった。

施設情報

海辺のガラス工房 Kiroroan
住所:高知県黒潮町入野208-6
定休日: 火曜日
営業時間: 9:00-17:00
TEL:0880-43-4336
URL:http://kiroroan.wixsite.com/kiroroan

※情報提供※ テレビ高知

文/大山祐司

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