愛だろ……愛! 桂浜水族館は愛で溢れている

最近なにかと話題の「桂浜水族館」。この水族館、いったいどんな魅力があるのか。「高知家の○○」取材班は坂本龍馬記念館に行ったついでに立ち寄ってみた。

今、桂浜水族館が熱い。そんな噂を耳にした。
そして先日、スタッフが土下座して客に来館を乞うツイートが話題になった。

このツイート以外にもいろいろすごいみたいだけど、いったい何がすごいのか、SNSなどの情報をまとめてみると、だいたいこんな感じだ。

1. とにかくインスタ映えする場所がある
2. 生き物との距離が近い

なるほど、派手さはないけど深みがある、というタイプか。坂本龍馬記念館に行く機会があり、そこから徒歩圏内だったので、ちょっと覗きに行ってみた。


建物入り口は一般的な公衆トイレくらいの大きさ。

入ってみると、はりまや橋のミニチュア版「かつらや橋」がお出迎え。

入ってすぐ、インスタ映えに遭遇するとは。

本物(はりまや橋)と比べてみた。朱色は桂浜水族館のほうが鮮やかに見える。


続いでのインスタ映え、ミニチュア龍馬像。

そして、その横には池のような水槽が。ここにいる生き物は手づかみで触っていいらしい。

とりあえず、なまこを拾ってみた。

……このフニャフニャ感は……ずっと触ってられる!

愛だよ……、愛。桂浜水族館には、愛がある!


続いて、本館に向かう。本館は海辺の鮮魚売り場みたいなメインの建物。


中に入ってもやっぱり鮮魚売り場

だがしかし、この桂浜水族館の力量は、ここから発揮されるのである……!
入り口の「かつらや橋」や「龍馬像」は「観光地っぽいことやって頑張ってます」ってアピールするための目くらましだったのだ。


アカメにライトを当てて目を光らせようなんていうのも、小手先の目くらまし

桂浜水族館は全体的に、愛に溢れた場所である。スタッフはみな仲が良さそうだ。そしてスタッフと動物たちは愛し合っている。

ああ羨ましい。

飼育のおじさんから離れないペンギンのリオちゃん。

看板のひとつひとつにも、工夫と愛が溢れている。


答えを読むと「フオオォォ〜ッ!」ってなる。答えは現地で。

創立が1931年というから、戦後の復興時、子どもたちの娯楽を支えた場所が「桂浜水族館」なのだ。それが今現在まで続いているのだから、これを愛と言わずになんと言うのか!

館内にあるもの何一つ見逃せない、
スーパーエンターテイメント水族館

今、日本は謎解きブーム。
あちこちに謎解き会場が設立され、謎解き本が出版され、謎解き検定まで出現している。筆者は、この謎解きにハマっている人たちほど、桂浜水族館が似合う人だと思う。

なぜならこの桂浜水族館の会場には、あちこちに「目を留めるべき看板」があるからだ。

※謎解きのコツは、何気ない表示に気を配り、目を留めることだと筆者は思っている。


さっそく、目を留めてしまうスリリングなPOP!


水槽の前には、まるで暗示をかけるような石。細かい表示だ。

館内を回っていると、よく漁港に住む子どもたちは、水族館に行って魚を見ると「美味しそう」という話を思い出した。でも、桂浜水族館は漁港に住むこどもたちでなくても「この魚、美味しそう」と思ってしまう仕掛けがある。それは……、


なぜか、魚の説明に「美味しい食べ方」が書いてあるから。

このあたりまで来ると、見てるほうとしても、なんだか妙なテンションになってくる。

いろんなところに目を配っていると新しい発見ができる。まさに謎解き好きな人にはたまらないスポットだ。

コミュニケーションをとれるスポットが多い

「生き物との距離が近い」と評判なだけあって、触れる生き物やエサをやれる生き物がたくさんいる。


カピバラにエサやり!


フンボルトペンギンにエサやり!


ウミカメにもこの距離でエサやり。近い近い!

1度やると2度やりたくなるのがエサやり。ガブガブ食べに来るので、愛されてる感じがするよ。

桂浜水族館は、グルメもすごい

エサやりで動物のみんなのおなかを満たしてあげたら、今度は自分が腹いっぱいになる番。
桂浜水族館には美味いものがいっぱいあるのだ。いや、マジで美味かった!
漁師のまかない丼「浦戸ごはん」はこちらで550円! 安い!


ふわふわの鰹節の上には、しらすが。ふんわりバターの香りがしたので、「これは新しい!」と思い店員さんに聞いてみたら「バターは使ってません」とのこと。「醤油の香りじゃないですか?」って……。


あおさのりとたけのこの「おらんくコロッケ」。こんなの美味いに決まってるよ!

桂浜水族館でしか食べられない地元で取れた沖ウルメ(沖キス)をたっぷり使った特製のすりみ天ぷら「みませ天」。

と、さまざまな食が揃っている。お腹いっぱいどころか、はちきれそう。

桂浜水族館のアイドル「おとどちゃん」

最後に紹介するのは、この桂浜水族館を大いに彩っている「おとどちゃん」だ。

フィギュアイラストレーターのデハラユキノリさんが生み出したキャラクターで、館内の至る所にいる。


こんなところにも。

「ダメ、万引き 盗むべきは、あの子の恋心」。青春だ。


お土産グッズも充実。


お友達の地味なバッグにつけてもらうんだ。

これらのフィギュア、デハラさんご本人が色を塗っているのだとか。もうこれ、美術品である。

1体1体配色が違う。

桂浜水族館はとにかく1日中、やること・見たいものがいっぱい。トドやアシカのショー、ペンギンたちと触れ合うイベント、魚釣り……。
ほんの1時間くらいで出ようと思っていたのに、余裕で4〜5時間遊んでしまった。


海の見えるおしゃれなテラスで休憩


骨標本もある。

 

手の甲にハンコを押してもらうと途中で外出もできるので、イベントの合間には、桂浜をブラブラできる。

アイスクリンを買って海津見神社龍王宮まで登ってみるのもお勧め。


愛に満ちた手作り看板の数々。

桂浜水族館を楽しめない人がいるとしたら、それは愛を見抜けない淋しい人だ……!
ふと目をやれば、そこに必ず愛がある。それが桂浜水族館なのである。

施設紹介

桂浜水族館

住所/高知県高知市浦戸778

電話番号/088-841-2437

定休日/年中無休

文:和久井香菜子

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