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佐川高校「さくらガールズ」とローソンが共同開発したお弁当発売中!人気商品「ばくだんおにぎり」にまつわるアレコレを調査してみた

この情報は2021年3月8日時点の情報となります。

3月2日に高知県内の一部ローソンで発売された「さくらガールズ弁当」と「はちきん地鶏塩唐揚(ゆず風味)」(1万食限定)。こちらは佐川高校の学生とローソン高知が共同開発したもの。完成までの過程をうかがうとともに、高知のローカルグルメ「ばくだんおにぎり」にまつわる秘密を教えてもらったぞ。

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高知県内の「える厨房」のあるローソン各店で販売が開始された「さくらガールズ弁当」と「ばくだんおにぎり はちきん地鶏塩唐揚」。

※「える厨房」は高知県内の一部ローソンに専用厨房をつくり、そこで仕上げた商品ブランドのこと。

こちらの商品は、佐川高校の部活動「さくらガールズ」とローソン高知が共同開発しているのだという。

 

佐川高校 さくらガールズとは

佐川高校で活動する「さくらガールズ」は、27名の部員が所属する部活動(ちなみに、ガールズという名前だが男子生徒も在籍している)。

地域活性化に関わることが主な活動内容だ。例えば、古民家を活用したカフェをオープンさせたり、まち歩きなどの観光プランの作成をしたり、スーパーマーケットの改装プロジェクトに関わるなど多岐にわたる。

その活動の一環として、昨年7月から取り組んだのがローソン高知とのお弁当・ばくだんおにぎり開発プロジェクトだ。

6つのグループに分かれて、それぞれが考案した案をプレゼンテーション。真剣に議論を交わして、自分たちが「食べたい!」と思う1案に絞った。

そこから計3回の試食、改善を繰り返した。

「茶色いお弁当はイヤ。もっと彩りをよく。」「生姜をもっと入れて欲しい。」など高校生からの率直な意見が出るわ出るわ。

自分たちが考案した商品だからこそ、細部までこだわりを持って取り組んだという。

そうした要望が出るたびに改善をしていたのが、こちらのお二人。

ローソン高知の奴田原(ぬたはら)さんと濱田さんだ。

奴田原さん:地場の食材を使いたいという生徒さんからのリクエストを受けて、食材の確保に努めました。あとは、やはり彩りへの指摘は厳しかったですね。試作しても、毎回ダメ出しをいただきました。笑

濱田さん:ばくだんおにぎりは、最初は唐揚げを丸ごと入れていたのですが、大きすぎるとのことでカットして入れたり、塩ダレの量や柚子ダレ、ゆず皮のバランスなど何度も試作したりと工夫して商品化に至りました。

高校生の声を受け止めて改善を何度も重ねただけあって、満足のいく商品が出来上がったと語るお二人。

それでは、自慢の商品をみてみよう。

 

さくらガールズのお弁当とばくだんおにぎりが完成

「さくらガールズ弁当」は、豚の生姜焼きと塩唐揚げが入ったお弁当。

豚の生姜焼きには佐川町産の生姜を使い、塩唐揚げは「土佐はちきん地鶏」を使用。

塩唐揚げには、添えられた「ゆず塩だれ(高知県産ゆず果汁使用)」をかけて味の変化を楽しむことができる。

そして、玉子焼きはこだわりのハート型。

生姜焼きや塩唐揚げ、ゆず塩だれなど素材の味を感じられるだけでなく、細部までこだわった盛り付けは高校生ならではだ。

そして、「ばくだんおにぎり はちきん地鶏塩唐揚(ゆず風味)」。

こちらもお弁当と同じく「土佐はちきん地鶏」の塩唐揚げとゆず塩だれを使用しているが、そこにゆず皮をプラス。

多すぎると苦味が強くなるため、何度も試食しながらベストのバランスを見つけたという。

さくらガールズの佐藤さん、杉中さん、近澤さんは「仲間と一緒に作ったお弁当がこんなに美味しく完成して嬉しいです。たくさんの人に食べていただきたいです。」とにっこり。

高校生がこだわって作った、高知の食材をたくさん使ったお弁当とおにぎり。ぜひ一度食べてみてほしい。

 

高知のローカルヒット商品「ばくだんおにぎり」

今回のさくらガールズとの共同開発でも商品が誕生した「ばくだんおにぎり」。実はその歴史は古い。

ばくだんおにぎりの誕生は、約20年前。コンビニエンスストア「ホットスパー」で誕生した。その後、「スリーエフ」から現在の「ローソン高知」まで商品が受け継がれ、これまでたくさんの人のお腹を満たしてきた。

高知県内で学生時代を過ごしたという方なら、大きなばくだんおにぎりにカブりついたことがある人は少なくないはず!

県外に出てはじめて「ローソンでばくだんおにぎりが売ってない!なんで?」とローカル商品であることに気づいた方もいるほど、高知県民に愛されてきたおにぎりなのだ。

ばくだんおにぎりの商品開発を担当する、ローソン高知の濱田さんにお話を伺ったぞ。

ばくだんおにぎりを語る上で外せないのは、そのボリューム。

-手のひらに収まりきらない迫力あるサイズですが、何gくらいあるんですか?

濱田さん:ご飯は200g、そして具材が50gほど入っています。どこから食べても美味しいように具材を入れること、満足感のあるご飯と具材のバランスなどに気をつけています。

-定番から期間限定のものまで、種類豊富なイメージですが何種類ありますか?

濱田さん:入れ替えながら、15種類ほどのラインナップを展開しています。今回のさくらガールズとのコラボ商品など、その時期にしかない商品もありますので、ぜひ売り場をのぞいてみてくださいね。

ロングセラーでありながら、少しずつそのラインナップを変えているというばくだんおにぎり。その中でも人気上位の商品を教えてもらった。

 

「ばくだんおにぎり」人気TOP3はこれだ!

不動の人気No.1 たまごやき 

揺るぐことのない人気No.1は「たまごやき」 。

具材は、だし巻き玉子とマヨネーズ、おかか昆布。甘みを感じる玉子焼きにおかか昆布の塩みがマッチして、幅広い世代に好まれる味。

子どもとシェアするのも良さそうだ。

 

人気No.2 竜田揚げ

具材がゴロっと入った「竜田揚げ」が第2位。

お肉はもちろん、ご飯に染み込んだ少し甘みのある醤油味のタレがおいしい。

ガッツリとした食べ応えを求める方には、こちらがおすすめ。

 

人気No.3 チキン南蛮

高知県民が大好きなチキン南蛮は、ばくだんおにぎりでもやはり人気。

参考記事 ⇒ 高知県民なら誰でも知っているコンビニの『チキンナンバン』を再現してみた

チキン南蛮といえば、ソースがポイント。ベチャベチャになってしまっているのでは?と食べるまでは疑っていた○○取材班。

がぶりとかじりついてみると、鶏肉とマイルドなソースがまさにチキン南蛮。気になっていたソースはご飯に程よく染み込んでいて、満遍なく美味しい。

20年の歴史があるだけあって、色々な工夫が詰まっていることを実感。

ちなみに、○○取材班のイチオシは「イカ唐揚げ キムチ入り」。イカの食感と甘めの醤油だれ、そしてキムチがマッチしていて、個人的No.1ばくだんおにぎりだ。

青春を思い出す味、ばくだんおにぎり。童心に戻って大きな口でかぶりつこう。

 

文/長野春子