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「食べものは体を作るもの」だからシンプルに美味しいものを。高知県北川村「カフェ晴晴」で過ごすひととき

この情報は2021年11月9日時点の情報となります。

北川村にある「カフェ 晴晴(はればれ)」。
地元の食材を使い、シンプルに美味しい食事で元気を届けるカフェを紹介します。

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高知県東部に位置する北川村。

クロード・モネの庭を再現した「モネの庭」があり、幕末に坂本龍馬とともに活躍した中岡慎太郎の故郷でもある村だ。

今回訪れたのは、2021年の夏にオープンした「カフェ晴晴(はればれ)」。

今回お話を伺うのは、吉田由季さん。

北川村に住み始めて11年。

店舗としてはオープンしたばかりだが、「晴晴」としての活動はもう5年ほど経つそうだ。

最初は店舗を持たず、村のマルシェをはじめイベントに出店していた。

一時期は家庭の都合で活動を休止していたそう。

再開する時、知り合いの方にお店にさせてもらえそうな家はないかと聞いたところ…

「あるある!」

すぐに返事が来たそうだ。

あまりにもあっさり見つかったことから、縁を感じたと吉田さんは言う。

店内は程よく日差しが入り、植物もあってとても明るい雰囲気だ。

色々な席があるため、好きな席でランチを楽しむことができる。

吉田さんが好きな色であるターコイズブルー色の壁には、娘さんが4歳のときに描いたという絵が飾られている。

障子の紙をあえて剥がすことによって、光が入りやすく、お客さんの様子も見えやすい空間に。

1人でお店をされているからこそ、お客さんに気を配れるように店内の様子が把握しやすくなる工夫が施されている。

いただいたのは「晴晴だしまき丼」。

北川村産の「もみじたまご」を使用している。もみじたまごは、ニンニクやトウガラシなど強壮物を与えたスタミナのある卵「滋養卵」。

どーんとのった出汁巻き玉子がボリューミーだが、味付けは薄味で素材の味を感じられる。

食べ終わると、すっかりエネルギーがチャージされた気分に。

吉田さんの料理のこだわりは、手作りであること。

当たり前に聞こえるが、当たり前を当たり前にすることはなかなか簡単じゃない。

数量限定になってしまってでも、きちんと手作りにこだわっているとのこと。

1つでも多く北川村の食材を使いたいという思いで、シンプルに美味しく作ることを意識しているそうだ。

お客さんが元気に、幸せになって帰ってもらえたらなと吉田さんは言う。

食べに来てくれた人が元気になるように料理を作る。そして、自分に元気がないときはお店を休むこともある。

食べ物は体を作るもの。元気がない時に料理をすると、食べ物にも移ってしまうと考えているそうだ。

人生は一瞬で終わる。人生の中の1食をここで食べてくれることに対して、感謝の気持ちをこめて作っているとのこと。

食への想いの強さが随所に感じられる。

子どもと食が大好きな吉田さん。

どんなにデジタル化しても食事はそうそう変わらない。

これから先も美味しいものを。

食を通じてみんなに喜んでもらえるように、これからも料理を作っていくのだそう。

北川村へ訪れる際にはぜひ。

 

カフェ 晴晴

住所:高知県安芸郡北川村加茂104
TEL:090-3785-6379
営業時間:午前11時~午後15時30分
定休日:木曜と金曜(別途不定休あり)
Instagram:https://www.instagram.com/halebare8080/

文/三谷真平