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都会のOLが高知の港町でゲストハウス「宇楽家」のオーナーに転身!その思いとは

この情報は2019年12月4日時点の情報となります。

東京でのOL生活を脱し、土佐市宇佐町でゲストハウスの経営者となった増井翔子さん。移住するに至った経緯や、移住後の生活で経験した苦労、ゲストハウスへの思いとは。

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高知市から車で西へ30分、土佐市宇佐町でゲストハウス「宇楽家(うたげ)」を経営する増井翔子さんを訪ねた。

増井さんは、2016年8月に東京からこの地に移り住み、3年間の地域おこし協力隊を経て、現在はゲストハウス経営のほか、小料理屋の手伝いや英会話教室の先生、加工食品の営業などの仕事を掛け持つ。

 

高知との出会い

増井さんが初めて高知県を訪れたのは、2016年3月。名誉高知県人の司馬遼太郎の著書が好きで日本酒も好きな増井さんは、高知市で毎年3月に開催されているイベント「土佐のおきゃく」に、ふと思い立って一人で参加。高知の方と杯を酌み交わした。

増井さん:人と人との距離の近さに驚きました。でも、その不思議な魅力に引き込まれて高知に興味を持つようになりましたね。

高知旅行から東京に帰った後も、高知の魅力が忘れられず、高知への思いは日増しに高まり、移住を決心!

早速、東京で開催された移住フェアに参加し、そこで土佐市の職員から声をかけられたことがきっかけで、地域おこし協力隊に応募!役場の方々と一緒に働くことになった。なんともスピード感のある展開だ。

増井さんが地域おこし協力隊として取り組んだ内容は、「フリーミッション」。地域課題に対して、イチから自分で考えることになったが、最初は何から始めればいいのか戸惑いや空回りの連続だったそうだ。

増井さん:都会の人間がいきなり高知に来てやりたいことを主張してもなかなか上手くいかない。今振り返れば、人間関係づくりにいちばん苦労しました。

そこで地域に入り込み、地域を知るために地元の「食事処 宇佐もんや」で働くことに。そこで、高知らしいお酒を中心としたコミュニケーションで地域の方との交流が生まれ、お互いを理解し、自然と馴染んでいくことができた。今では、お父さんやお母さん、お兄ちゃんのような存在の仲間も多いという。

そんな仲間と日々を過ごすなか、増井さんはこの地域には県外からもお客さんが来ているという気づきを得る。

増井さん:宿泊施設のない宇佐地区にも、お酒を呑んで泊まれるような場所があったら良いのになぁという気持ちが芽生えゲストハウスを始めようと思うようになりました。

そこで、2017年9月にゲストハウス作りのプロジェクトを立ち上げる。毎回30名ほどの地元の方が集まってくれて計画は進んだ。しかし、地域おこし協力隊の任期の3年が満了するまでにゲストハウスをOPENすべく準備を進めるも、現実は上手くいかないことばかり。

増井さん:そんな中でも、協力してくれた地元のみんなは見返りを求める訳でもなく、困っていたら「やっちゃるき」と助けてくれました。その気持ちに対してお返ししたいという気持ちが大きいです。

 

ゲストハウス「宇楽家」をOPEN

予定よりも3カ月遅れたものの、2019年1月にゲストハウス「宇楽家」をOPENさせる。東京でのOL時代から、地域おこし協力隊を経て、めでたくゲストハウス経営者になったのだ。

(2階 6人部屋)

(2階 個室)

ゲストハウスは、6人部屋の大部屋が1部屋、個室が2部屋。

(1階 共有スペース)

こちらは、宿泊者同士や地域の方とも触れ合う場としても利用されているという1階の共有スペース。料理の提供はないが、食材を持ち寄れば、キッチンも自由に利用ができる。

こちらのテラスでは、バーベキューを楽しむお客さんもいるそうだ!

 

ゲストハウスへの思い

‐ゲストハウスをやるうえで、こだわっていることはありますか?
増井さん:ここのゲストハウスは、地域のみんなで作り上げたものなんです。そのため、地域の方との関わりを大事にしています。ここに泊りに来てくれた方には、なるべく地域の方に触れあってもらう機会を提供するように心がけています。地元の方が獲った新鮮なお魚を食べてもらったり、夜の宴会をしてもらったりと。

‐今後どういったゲストハウスにしていきたいですか?
増井さん:おばあちゃん(おじいちゃん)家にしたいなって思ってます。都会でちょっと疲れたなぁ、なんて思う、特に若い方が田舎に帰るような感覚で、土佐市にきて充電して帰ってもらえるゲストハウスを目指したいですね。

‐高知の魅力を教えてください。
増井さん:こんなに楽しく、自分のしたいことが出来ているのは、ここまで支えてくれた地元の人のおかげです。高知の方は、頑張っている人を必ず助けてくれます。そういう意味でも高知県の最大の魅力は「人」だと思います。

土佐市にはとても感謝していて、今後は土佐市の魅力を広く伝えて恩返しがしたいという増井さん。

「宇楽家」は、ただ泊まるだけの宿ではない。地元で獲れた新鮮な魚を食べられたり、地元の方とのふれあいがあったりと、きっと新しい出逢いに巡り合える旅になるだろう。

 

施設情報

ゲストハウス「宇楽家(うたげ)」

住所:高知県土佐市宇佐町宇佐1801-3
https://www.hostel-utage.com/

※オーナー出張や不在の際は閉めている場合があります。

 

※情報提供 一般社団法人 高知県移住促進・人材確保センター

住所:高知市本町4丁目1番32号 こうち勤労センター5階
電話:088-855-7748

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