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うなぎが丸々一本入った「うなぎ丼」で贅沢ランチ「うなぎ屋 源内」ほっとこうちオススメ高知グルメ情報
この情報は2020年9月6日時点の情報となります。
立ち食いそばから割烹、フレンチからエスニック、スイーツから居酒屋まで、年間600回外食をし、料理評論、紀行、雑誌寄稿、ラジオ、テレビ出演を超多忙にこなす食べ歩きストのマッキー牧元さんが高知の食材・生産者さんをめぐって紹介する「高知満腹日記」。マッキーさんが食べ歩いたうなぎの美味い高知の4店舗をご紹介。
目次
高知の鰻は9月いっぱいで禁漁期間に入ります。
それまでに高知の美味しい鰻を楽しんでいただく参考に、食べ歩きスト・マッキー牧元さんが「高知満腹日記」で高知の鰻を食べ歩いた記事をまとめました。
マッキーさんが初めて高知の鰻の記事を「高知満腹日記」に寄稿したのが2019年2月に訪れた、高知県南国市浜改田「かいだ屋」。
それを皮切りに、高知の鰻屋を4店舗巡り、マッキーさん独特の表現で、それぞれのお店の特徴をお伝えしています。是非、ご覧ください。
田んぼの中になぜか、黄色い軽飛行機が見えてきた。
高い位置に設置された軽飛行機の胴体には、うなぎのイラストが描かれ、おおきく「かいだ屋」とある。
ここは、高知龍馬空港近くにある、人気の鰻屋である。
何しろ客が途絶えない。
車でしか来ることのできない立地なのに、常に満席、次々と車が入って来る。
創業は古くなく、平成元年だが、開業当時より盛況が続いているという。
高知はかつて養鰻が盛んだった。
ご主人は、そのうなぎと地元の米を使って鰻屋をやろうと、志したのだという…
続きを読む▶▶「高知の鰻の底力。大人気店「かいだ屋」で思い知るの巻」
高知の人はうなぎ好きなのだろうか。
空港近くの「かいだ屋」も、ここ「源内」も、常に満席人気店である。
高知の蒲焼きは、関西式の地焼きといって、関東式が白焼きから蒸し、そしてタレをつけて焼くのに対し、蒸しの工程が入らない。
だから表面がカリッと焼かれているのが特徴である。
ここ「源内」も、一面べっ甲色に焼かれたうなぎに歯を立てれば、カリッと焼きあがって香ばしい。
表面の「カリッ」に対して、中はふわりと歯が包まれて、自然と笑顔が溢れる。
そして、タレの甘辛さと合わさって、猛烈にご飯が恋しくなる…
続きを読む▶▶「鰻重でも、まぶし丼でもよし。土佐炭火地焼きのうなぎを食べよの巻」
「おや? いつもと光景が違う」。
目の前にべっ甲色で焦げ一つなく焼かれたうな重が運ばれて来た瞬間に思った。
「かね春」の「うな重」である。
一匹約200数十グラムの蒲焼が綺麗に並んでいるのだが、少し様子が違う。尻尾がないのだった。
尻尾と頭は落として、うざくなどの料理に使っているのだという。
注文入ってから焼かれるうなぎは。皮カリッとし身はふわんりとしている。
うなぎのタレはやや甘めで、濃い味なので、おのずとご飯を描き込む速度が早くなる。
この重なり合った満足のうな重に、茶碗蒸しとわさび漬け、うざく、一口茶そばがつく。
これで3900円なのだから、昨今のうなぎ高騰事情を考えれば、相当お値打ちだろう…
続きを読む▶▶「先代の夢を守り続ける店で、皮はパリッと腹はふんわりと焼かれた、地焼きうなぎを堪能せよ」
鼈甲色に輝くうなぎが、運ばれた。
思わず喉がなる。
焼き方にムラも、焦げもない。
食べれば、脂のしつこさがなく、香りに乱暴がなく、川魚特有の身の柔らかさと淡い旨味を噛み締め、しみじみ「うまいなあ」と呟く。
妙な筋もなく、ふんわりと崩れると、甘い脂の香りが立ち上がって、顔をだらしなくさせる。
高知は、かつてうなぎの養殖が盛んだったこともあって、鰻屋が多い。
何軒も出かけたが、おそらく高知で一番ではなかろうか。
ご飯は正しく固く、柔らかなうなぎを盛り上げ、一気呵成に行ける鰻重である。
ご飯へのタレのかかり具合も、ちょうどよく、お新香はうなぎの味を一旦切るのに適した奈良漬で、肝吸いは淡く品がいい…
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いかがでしたか?
「高知満腹日記」では、鰻の他にも、カツオやイタリアン、麺等々、あらゆるジャンルの高知グルメを紹介していますので、是非ご覧ください。