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子どもの成長を見逃したくない!家族との時間を大切にする高知での暮らし 阪部一仁さん【高知家の新家族紹介】

この情報は2021年2月13日時点の情報となります。

    高知家の家族をご紹介!人のあたたかさや、大自然が自慢の高知県。そこで暮らす人たちにフォーカスをあて、日々の生活や仕事について魅力を探る。

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    高知市中心部から東へ、車で約40分ほどのところにあるのが香南市夜須町だ。阪部 一仁さんは、ここにある高知県立公園 ヤ・シィパークで、地域おこし協力隊として ヤ・シィパークの活性化業務を担っている。

    阪部さんは、2018年、生まれ育った地元である大阪から香南市に家族で移住した方。大阪では人気カフェ店を8年間経営していた。


    写真:大阪時代の阪部さん(写真左)

    仕事に夢中だったという阪部さん。なぜ順風満帆だった大阪での生活に区切りをつけ、新しい挑戦をはじめたのか。きっかけや高知での暮らしについて伺ってみた。

     

    「経営者としての自分」と「父としての自分」

    大阪では忙しくも充実した日々を送っていた阪部さん。結婚や子どもの誕生を経ても、仕事を中心とした生活のリズムはなかなか変えることができなかったという。

    結果として、妻に朝から晩までワンオペ育児を強いる形になり、妻や息子2人と過ごす時間がとれていなかったという。

    そんな阪部さんに転機が訪れたのは、子どもたちの成長を感じた時だった。

    「あれ…うちの長男はいつの間にしゃべるようになったんやろう?次男はいつから一人で歩けるようなったんやろう?俺は父親なのに、なにも知らないなんて…これはアカン!」

    阪部さんは子どもたちの成長を目にして、今しかない大切な瞬間を見過ごしていることにショックを受けたのだという。

    この時、仕事だけに時間を費やすのではなく、家族との時間を見直さなければならないと決意した。

    妻には、故郷である高知県で子育てしたいという気持ちがあった。そうできたらいいなと思いながらも、大好きなお店のこと、来てくれるお客さんや友人のことが頭を巡る。生まれ育った大阪を離れるには、決意した時から3年の歳月を要した。

    そして遂に、2018年の春に大切なお店を閉め、高知県香南市で新しい生活をスタートさせた。

     

    香南市で始まった新しい暮らし

    香南市で就いた仕事は、地域おこし協力隊。「ヤ・シィパークの活性化」が阪部さんに与えられたミッションで、カフェレストラン「mona mona」のメニュー開発や調理、製造などを行っている。阪部さんのカフェ経営8年間の経験が活かされる仕事だ。

    太平洋が一望できるヤ・シィパークは、子どもたちと遊びに訪れるのにも最適の場所。阪部さんにとって仕事場であり、家族の憩いの場となっている。

    仕事終わりには、夕日に染まる水平線を眺めながら、海岸沿いの遊歩道を散歩して帰宅するそうだ。

    阪部さんの移住の最大の目的は「家族との時間を大切にする」ということだったが、現在はどのような暮らしを送っているのか。1日のスケジュールを聞いてみた。

     

    家族との時間を大切にできる暮らし

    大阪で暮らしていた時には、朝早くに家を出て、深夜に帰宅するという生活。家族で揃ってご飯を食べられるのは週1回だけだった。

    香南市に移住してから、その生活は一変した。

    毎朝6時に起床して、家族の朝ごはんを作るところから阪部さんの1日は始まる。7時半には家を出て、出社。夕方5時過ぎに仕事が終わり、保育園に次男のお迎えに行く。そして帰宅後は夕食作り。6時半には妻も帰宅し、家族4人で食卓を囲む。

    夕食後には長男の宿題を見たり、遊んだり、お風呂に入ったり。そして、9時には大人も子どもも夢の中へ。

    大阪時代には考えられなかった暮らしだ。

    毎日、子どもたちに一日にあった出来事を聞くのが阪部さんの日課になった。家族のコミュニケーションが増え、子どもたちもよろこんでいるのだそう。

    また、苗植えから米作りに挑戦するなど、自然豊かな高知を存分に楽しんでいる。

     

    阪部一仁さんからメッセージ

    「いつかまた、お店をはじめたい」という思いがあります。

    僕はやっぱり「食」の仕事が好きなんです。

    どんな時、どんな場所でも「食」は人をハッピーにできる唯一無二の存在だと思っています。

    今は自分の中であれこれ考えて、じっくり思いを育てているところです。

    魚、肉、野菜と、オール高知産の食材が揃えられるのはとても魅力的ですよ!

     

    情報提供

    (https://kochi-iju.jp/koe/interview/kamishi2020sk/)

    文/さたけゆうや