大阪のご夫婦が作る!高知との素敵な縁がつないだ柚子胡椒「ゆずからりん」

大阪で高知県産のゆずを使ったピリ辛の柚子胡椒を製造販売している元気なご夫婦を訪ねた高知家の○○取材班。
会社のピンチを救った高知との縁とは…?

高知龍馬空港から関西国際空港までLCCのジェットスターに乗って45分。
「高知県産のゆずを使った柚子胡椒を大阪で製造販売している会社がある」との情報を聞きつけて大阪までやってきたのだ。

関西国際空港からさらに電車で向かったのはJR阪和線北信太(きたしのだ)駅。
駅から徒歩10分ほど。訪れたのは大阪府高石市の住宅街にある「ゆずからりん本社工場」だ。

 

ちょっとピリ辛な柚子胡椒「ゆずからりん」

出迎えて下さったのは株式会社柚子辛凛(ゆずからりん)の安澤凱包(よしかね)さん、和子さんご夫婦。

ご主人(取締役専務)の凱包さんは高知県三原村のご出身。中学までを村で過ごし、16歳で大阪に出てきてからは大手電力会社でサラリーマンをしていたそうだ。一方、奥さん(代表取締役)の和子さんは大阪生まれの大阪育ち。

そんなお二人が作っているのがこの「ゆずからりん」だ。

―いつ頃から「ゆずからりん」を作っているのですか?

和子さん:「作り始めたのは20年ほど前です。最初は私が作ったものを知り合いの方にお分けしていたのですが、皆さんがおいしいと言って下さって評判になったので、仕事が定年になったのを機に本格的に販売することにしました。」

―レシピは和子さんが考えたのですか?

和子さん:「実は知り合いのおじいさんに教わったレシピなんです。このレシピを知っているのは私と従業員の女の子の2人だけで、お父さんも知りません。(笑)」

―おススメの食べ方は?

和子さん:「チーズをのせてトーストした上に振りかけてみてください。美味しいですよ!他には味噌汁やカップ麺にも合いますし、餃子に焼肉、鍋やうどんなど何でもいけます!」

本格的に販売を始めてからはさらに評判が広まり、自店舗での販売だけでなく関西の百貨店からも販売のオファーが舞い込むようになったという。今では年間4万個を製造しているそうだ。

 

限定モノやコラボ商品も!

店内に何だか高級そうな「ゆずからりん」を発見した取材班。「これ、限定300個なんです!」と和子さんに教えてもらったのは、さらに原材料にこだわったという「プレミアムゆずからりん」。セットになった容器はなんと信楽焼という徹底したこだわりっぷりだ!

他にも、以前「高知家の○○」で紹介した大阪府堺市の高知愛あふれるお米屋さん「トラとウサギの茶飯事(ちゃめしごと)」とコラボしたポップコーンが。

以前の記事はこちら⇒ 大阪で発見!素敵なご夫婦が営む、まるで「高知のアンテナショップ」なお店

 

ピンチを救った三原村での“ご縁”

「ゆずからりん」の原料は青ゆずの皮と赤唐辛子、塩のみ。これまで青ゆずの皮は高知県産を使用することが多かったものの、産地には特にこだわってはいなかったというが、転機が訪れたのは一昨年。

この年はゆずが不作で仕入れに苦労し、高知県内をいくつも探し歩いて凱包さんの出身地である三原村にたどり着いた。そこで出会ったのが三原村で農業をしていた大阪府堺市出身の岩崎さんだった。

故郷の三原村で高石市の隣の堺市出身の方に出会うだけでもご縁なのだが、なんと岩崎さんの義父が幼少の頃の凱包さんを知っていたという偶然が続く!
同郷の縁も重なり「それならばウチのゆずを使って!」と話が進み、仕入れ不足のピンチを切り抜けたという。

それ以降、ゆずの仕入れは三原村産100%に切り替え、味も良くなったという。

「三原村からは、風味が落ちないようにこのようにしっかりとパックされて送られてきます。特に9月からは『新物』が出ますが、また一段とゆずの香りが良くなりますのでぜひ食べてみてください!」と和子さん。

 

縁から広がる夢

関西のテレビ番組や雑誌でも取り上げられるなど、人気が広がってきた「ゆずからりん」。

「ホンマは定年後ゆっくりするはずやったんやけどねー」と笑うお二人に将来の夢を伺うと、「お世話になっている三原村に工場をつくることですね。」との答えが。
なんとこの5月からは、お孫さんが三原村農業公社で働くのだという。

ご主人のルーツである三原村で繋がったさまざまな縁。
これからも「ゆずからりん」を通して、大阪から高知をピリッと元気に発信してほしい!

 

店舗情報

ゆずからりん本社工場店
住所:大阪府高石市西取石7-6-23
電話:072-263-6962
https://www.yuzukararin.com/

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