バナナ1本800円!無農薬で高品質な高知県須崎産「よさ恋バナナ」

日本で流通しているバナナの99%以上は輸入品。国産のバナナは1%にも満たないという。そんな超希少な国産バナナが、高知県須崎市で作られていると聞きつけた高知家の〇〇取材班。さっそく生産者の元へと向かった。

高知市から西へ車で約40分行ったところにある須崎市浦ノ内地区。「バナナ」と書かれた良心市に隣接したハウスが、高知県産のバナナが生産されている圃場だ。

ここで育てられているのが「よさ恋バナナ」。なんとも高知らしいネーミング。

高知を全国の人に知ってもらいたいという思いがあり、この名前をつけたという生産者の藤田康雄さん。

藤田さんは、「オーキッドフジタ」いう会社を経営しており、主には蘭を生産している農家さんだ。実は、20年前からビニールハウスの一角でバナナを育ててきたという。ただ、これまでは販売目的ではなく、従業員のまかない用として育てていたそうだ。

そして、ついに去年の春から本格的に栽培し、今年の春から高知市御座にあるJA高知県の直販所「とさのさと」で販売を開始した。生産はまだまだ不安定で、10月頃から安定して出荷できる見込みだという。

一般的なバナナと言えば、通常一房200円前後で購入できる。対して、「よさ恋バナナ」は大きいものだと1本800~900円という驚きの価格!どのようなこだわりが詰まっているのか、実際にハウスをのぞかせてもらった。

 

バナナができるまで

ハウス内には、250本ほどのバナナの木が植えられていた。苗を植えてから約1年で収穫できるという。

バナナが実るまでを見てみよう。

植えてから半年ほどで3mぐらいの高さまで成長し、1本の木に1つの大きな房ができる。

さらに成長すると、この房の中から花とともに未熟なバナナが顔を出す。

ここから3~4ヶ月かけて、じっくりと立派なバナナに成長する。1本の木から多い場合は、100本ほど収穫できる。

 

こだわりは、完全無農薬!

そんな「よさ恋バナナ」の一番のこだわりは、完全無農薬というところだ。

 日本で売られているバナナの99%以上が外国産。気候が年中暖かいところで作られているため、あまり手を加えなくても育っていく。その反面、害虫被害も多く、駆除や移動保存のために農薬を使っていることがあるという。

 それに対し藤田さんの育てるバナナは、徹底的に温度管理をし、農薬は一切使っていない。その他、木や実の状態を細かく確認し、肥料や草の管理を行い、収穫のタイミングを一本一本見極めている。手間暇かけて、育てられたバナナなのだ。

 

藤田さんおすすめの食べ方

そのまま食べても、もちろん美味しい「よさ恋バナナ」。そのままだけではない、いろいろな食べ方を藤田さんに紹介してもらった。

そのうちの1つが、「よさ恋バナナジュース」!

バナナジュースブームが到来しつつある今、「よさ恋バナナ」を使った贅沢なジュースだ。牛乳とバナナをミキサーにかけるだけで、甘くて美味しいバナナジュースが完成。

実際に一口飲んでみると、シロップでも入っているんじゃないかと疑ってしまうほどの甘さ!何杯でも飲める飲みやすさとおいしさだ。

続いては、少し珍しい食べ方「よさ恋バナナ天」。

初めてこの食べ方でバナナを食べる〇〇取材班…一口いただくと、美味しい!!外はカリッと、中がふわっトロッとしていて、あとからバナナの香りと甘さが口全体に広がる。こんな食べ方があるのかと驚いた。

そのほかにもパンケーキとして食べたり、バナナを凍らしたものをかき氷にして食べるなど、糖度が高く濃厚でぎっしりと身が詰まっている「よさ恋バナナ」は万能だ。

 

フルーツが大好きな藤田さん

藤田さんのハウスでは、「よさ恋バナナ」だけでなく、アテモヤというフルーツや、パパイヤ、バタフライピー、森のキャビアといわれるフィンガーライムなど、様々なフルーツを育てている

(アテモヤ)

(パパイヤ)

笑顔がとても素敵で、優しい藤田さんは、とにかくフルーツが大好き!今後、新しいフルーツ作りにもチャレンジをしていきたいという。

無農薬で一本一本大切に育てられた「よさ恋バナナ」。まだ全国に流通するほどの生産量はないが、「とさのさと」で見かけた時には手にとってみてほしい。

文/健太郎

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