高校生が主演を務める「高知県警PR動画」がついに公開

高校生対象の採用試験の受付開始に合わせて制作された、高知県警のPR動画が完成した。この動画の出演者は、県内の高校生!出演者を募り、オーディションの結果選ばれた6名が出演するという、全国でも例のない取り組みだ。企画から撮影、編集まで全てをこなした高知県警察本部の警察官に話を伺った。

(TVCM バージョン)

(ロングバージョン 9月2日追加)

「警察ってプロモーションが苦手なんですよ。外向けに発信していかないといけないんです。」

そう語るのは、高校生対象の採用試験の受付開始に合わせて制作されたPR動画を手掛けた、高知県警察本部警務課 警部補の西森達也さんだ。

前職では、アパレルや音楽関係、そしてグラフィックデザインの仕事を手がけてきた西森さん。警察官だった父親からの勧めもあり、警察官への転職を決意。27歳の時に高知県警察に採用となった。警察官を拝命後は、主に刑事畑を歩んできたという。

 

PR動画を制作するきっかけは?

この先も、ずっと刑事畑を歩んでいくんだろうと思っていた西森さん。

-PR動画を制作することになったきっかけを教えてください。

西森さん:昔は、理想の職業というと、警察官が必ず上位に入っていました。ですが、今は違います。このままでは、警察がうもれてしまうのではないだろうか。若い人が想像する警察官のイメージと、実際の警察官の任務とでズレが生じてきているのではと感じました。私自身、前職の華やかな仕事とは真逆のお堅い仕事というイメージを持っていましたが、入ってみると思っていたほど堅苦しくありませんでしたし、逆にかっこいい仕事だなと思いました。
しかし、誰もその魅力を発信できていなかったのが現状でした。自分たちの仕事を、よく知ってもらいたいという気持ちが強くなり、それには「前職で身につけた経験を活かせる」と思ったことがきっかけです。

昨年11月、まだ刑事課に在籍していた頃から撮影などに取り組み始めた。4月に現在の部署に異動して、第1弾動画である大卒者対象の採用試験のPR動画を公開。これまで、計7本が高知県警察公式のYouTubeアカウントで公開されている。

 

高校生を起用した全国初の取り組み

8月20日から募集開始となる高知県警察官B採用試験(大卒者以外が対象)に向けて本日新たに発表された第8弾の動画。これまでの動画では、現役の警察官が出演していたが、今回は大きな違いが…それは、オーディションで採用された高校生が主役を務めているということだ。

高校生オーディンションを実施し、PR動画、そしてCM出演まで行うことは、全国でも例のないことだという。

もう一つ驚いたことは、これまで制作してきた動画は、すべてイチから西森さんが作ったものだということ。なんと、制作会社などへの外注は一切行っていないのだ。

西森さんは自前の撮影道具を使用し、撮影から編集まですべてを自らの手で行なっているというから驚きだ。

-今回のオーディションの結果はどうでしたか?

西森さん:県内全域の高校から94名の応募がありました。警察のPR動画ということで、どんな反応になるのか不安な部分はありましたが、こんなに応募してもらえたことに驚きました。特に高知を盛り上げる底力があると感じた、生徒6名の方を採用しました。

-オーディション内容を教えてください。

西森さん:集団面接とカメラチェックを行いました。面接で見られた特性や、私とのフリートークから演技や得意なことを表現してもらったり、明るい方には、暗い表情をしてもらったり、カメラ写りを確認しました。

-動画のテーマを教えてください。

西森さん:可能性です。もともとこのオーディションは「#主役は高知の高校生」と銘打ち、高知を盛り上げるための企画としてスタートしました。若い世代の方たちに地元を愛してもらいたいし、その地元「高知」を守るために警察が必要なものであるということ。そして、警察官という仕事が、自分の未来のひとつの選択肢や可能性であることに気づいてもらいたいというコンセプトを基に制作しました。

-完成した動画の出来映えはどうですか?

西森さん:満足しています。現役の高校生の力を借りて高知県警察の良さを引き出せたのではないかと。ただ、私の技量がもう少し高ければ、もっと出演者の魅力を切り取れたはずです。改めて、高知の高校生の底力を感じました。

-やりがいはどんな時に感じますか?

西森さん:今回のオーディションに応募してくれた生徒の中には、「これまでの県警のPR動画を見て、自分も出てみたい」「あるときから県警の広告のビジュアルが変わった」という感想を持ってくれている子もいました。若い世代が県警の取り組みの変化に気づいてくれているのは、やってきた意味があったと感じましたし、嬉しい気持ちになりました。

撮影中の生徒さんの様子はどうでしたか。

西森さん:センスが良く、またリアクションが良い。動きや表情など、こちらの欲しがることをすぐにやってのける敏感なセンサーを持っていると感じました。中には緊張していた生徒さんもいましたが、撮影が進むにつれて笑顔も多くなり、発する光が強くなるようにどんどん魅力を増していきました。モニター越しの姿にドキッとさせられるほどです。オーディションのカメラチェックの時から感じていたことではありますが、高校生という世代には、まだまだ未来が広がっているという、未知数の力が秘められていると感じます。

-出演した生徒さんの反応を教えてください。

西森さん:すごく楽しんでもらえたように思います。撮影中は笑い声が絶えませんでしたし、顔合わせした6人の生徒は学校や学年を飛び越えてすぐに打ち解けていました。高校生にとって警察官と仕事を共有するという機会は稀だと思いますが、動画を一緒に作り上げるという気持ちも共有してくれて、私も楽しい撮影になりました。撮影の合間の映像チェックで一喜一憂したり、時にふざけあったりと、生徒の元気に後押ししてもらいました。

 

今後の目標は?

-今後の目標を教えてください。

西森さん:高知県警の活動を知ってもらうためには、引き続き目に触れるプロモーションをしないといけないと思います。これからも若い世代が感じている警察官との距離感を近づけていけるように取り組んでいきたいです。
まずは、知ってもらうこと。捜査機関ということもあって見せられないことが多い組織だからこそ、伝えたいことはもっとおもてに出していくことで、身近なイメージを持ってもらえるように取り組みを続けていきたいです。

 

高知県警に新たな風を吹かせている西森さんの取り組みに今後も目が離せない!9月2日には続編としてロングバージョンも公開される予定となっている。こちらも乞うご期待だ!

 

高知県警察本部

過去のPR動画はこちら
https:/www.youtube.com/channel/UClnwj4kuaVQwOtzZ6w-F_Ew

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