「高知県の豊富な調味料を使うと、手軽に美味しい生活を送れるではないかの巻 第1回〜まるごと高知の味噌編〜」食べ歩きスト・マッキー牧元の高知満腹日記 その72

アンジャッシュ渡部さんの「食べ歩き道の師匠」、マッキー牧元さん。立ち食いそばから割烹、フレンチからエスニック、スィーツから居酒屋まで、年間600回外食をし、料理評論、紀行、雑誌寄稿、ラジオ、テレビ出演を超多忙にこなす食べ歩きストのマッキー牧元さんが高知の食材・生産者さんをめぐって紹介する「高知満腹日記」。

銀座にある高知県アンテナショップ「まるごと高知」にいくと、食材や酒類だけでなく、様々な調味料が売られている。

他の土地では見かけない、オリジナルの調味料は、太陽と海の恵み豊かな高知ならではの味わいがある。

これらを、様々な料理に展開したい。商品を手にするごとにそう思う。

そこで実際に、料理をしてみた。

まずは「土佐スパイシー生姜味噌」という、高知特産の生姜を使って、香り高く、辛く味付けた味噌である。

米味噌、生姜、レモングラス、シナモン、クローブ、唐辛子、いりごま、ちりめんじゃこと様々なものが入っていて、舐めれば、様々な香りが、口の中で破裂する。

まずはこいつはおにぎりだろう。

あむっとおにぎりを噛めば、米の甘みの後から味噌の塩気と甘み、辛味、そして爽やかな香りが抜けていく。

いくつでも食べられてしまいそうな、危険なおにぎりである。

こいつはカレーの隠し味に入れてもいい。

例えば市販レトルトの日本風カレーであっても、一度混ぜ込むと、あれここはインド? タイ? と異国情緒がやってくる。

見た目は日本風カレーでも、香りが違う。

これまた面白いではないか。

また、福神漬け風というかアチャール風(インドのスペイシーな漬物)に、カレーに添えて、食べ進むに従い、好みの量を混ぜ込んでいっても面白いぞ。

次に同じ味噌ながら、米味噌、鳥スープ、鶏肉、ニンニクを混ぜ込んだ、「MISO chicken」を使ってみたい。

なめれば、味噌味の向こうに、にんにく香が漂う。

ディップとして、細く切った、キュウリやネギにつけて酒の肴にしてもいい。

キャベツや人参、セロリやエシャロット、大根や赤パプリカなども細切りにして、バーニャカウダ風にしてもいいかもしれない。

さらに加熱するなら、ナスと合わせたらどうだろう。

油たっぷりで炒めたナスに、細切りのシソを混ぜ、この味噌で味付けする。

ううむ。うまいじゃないか。

ニンニクの香り効いた濃い味噌味に、ナスの甘みが合って、猛烈にご飯が恋しくなるおかずである。

これは肉にも効力を発揮するかもしれないと思い、豚肉と鶏肉のソテーにもソースとして合わせて見た。

いける。

豚肉や鶏肉の滋味を、鳥味噌のパンチで持ち上げるではないか。

続いてもう一つ味噌を行ってみよう。

「とまとみそ」である。

辛い。コチュジャンのようで、けっこう辛くていい。

しかも日高村のシュガートマトを使っているので、旨みに品がある。

簡単なら焼いたバケットに塗ってもいいし、ケチャップ代わりか隠し味として、ナポリタンに混ぜてもいい。

うむ。ナポリタンを食べて見たが、ただのケチャップより味が深くなって、「大人のナポリタン」と呼びたい味となった。

また野菜スティックのディップとしても活躍した。

豚肉のソテーのソースとして添えて見たが、その旨味と酸味、辛味がただのソテーを、一段上にさせている。

鶏肉でも合うだろうし、トマトソースに混ぜてもいいし、目玉焼きや茹でたソーセージにつけてもおいしいだろうし、ナスやピーマンの細切り炒めの味つけとしても活躍するに違いない。

どうです、土佐の調味料を駆使した一味違うレシピ。

味噌だけでもこんなにできちゃう。面白いじゃありませんか。

次回は他の調味料にも挑んでみよう!

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